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BLVCKBERRY 1st ONEMAN TOUR

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LIVE REPORT at 1/7 SHIBUYA GARRET

不完全で不揃いなBLVCKBERRYが迎えた傷だらけのツアー初日に見た景色

もし神様がいるのならば、あんまりな仕打ちなんじゃないか。

昨年8月にZepp DiverCityにて開催された結成1周年ワンマン「極上東京」を

大成功させ、群雄割拠のメンズアイドルシーンを最速で進化する

BLVCKBERRYが次なる目標に定めたのは渋谷公会堂。


この歴史ある舞台に臨むためにも今月から始まる初めての全国ワンマンツアー

BLVCKBERRY 1st ONEMAN TOUR「NATURAL BORNERRORS」

を乗り越え、ひと回りもふた回りも大きくなることは必須だったはずだ。

しかし、年始から篠崎優瑠と岸巧人に体調不良が続き、ツアー初日に

復帰することを目指していたものの完治には至らず、公演中止の四文字が

頭をよぎる中、残されたメンバーはステージに立ちたかった

優瑠と巧人の気持ちも背負い、ツアーの幕を切っておろすことを決めた。

 

2023年1月7日、場所は東京・GARRET udagawa。

ツアーの終着地点である渋谷公会堂まで350mの距離にある

ライヴハウスから今回のツアーはスタートする。

チケットはソールドアウト、大勢のカリスマ達

BLVCKBERRYファンの呼称)が会場に詰めかけた。

定刻を少し過ぎた頃、おなじみのSEが会場に鳴り響く。

「ツアー初日、ぶっ飛ばして行こうか!」と庭瀬風葵が煽り、竜城詩季が

「本日、巧人と優瑠がいないけど、青と白(のペンライト)も振り回して

いいからな!」と続けると、フロアでは青や白のペンライトが次々に灯る。

離れていても心は一つ。

メンバーもカリスマも二人の気持ちを、

この会場にしっかりと連れてきているのだ。

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「まずはみなさん、手拍子をください!」と新凛乃佑がハンズクラップを

求めると「レイメイ」からライブはスタート。

優瑠と巧人が歌うパートは少しでも不在を感じさせないようにと

四人で分担するなど、急造ながらがむしゃらにこの逆境を

乗り越えるんだという気概を感じる場面でもあった。

 

また、その気概にしっかりと応え、会場に駆けつけたカリスマたちが四人を

支えようとした結果、開演前は不安そうな表情を見せていたメンバーの不安は

どこかへ吹き飛び、誰もが手応えを掴んだ瞬間が間違いなく存在した。

その手応えは勢いへと姿を変え、「Awake_?」「TOKYO DOPE」といった

楽曲を立て続けにドロップし、MCではその手応えを掴んだ時を

振り返りながら、「登場してすぐ胸が熱くなってしまいました。

ありがとうございます。」と風葵が感謝を述べれば、

遥斗は「欠席の二人のメンバーカラーのペンライトも上がってて

温かいなと思った」と話し、詩季も「(カリスマのおかげで)

二人休みやがってって気持ちがどっか行った」とBLVCKBERRYの

ライヴにおけるカリスマたちの偉大さについても触れた。

そんなカリスマに気持ちを伝えるべく彼らにとって特別な「白いわがまま」

を届けると、「ジュブナイル」「2035」というオリコン1位を獲得した

彼らの代表曲とも言える壮大でドラマティックな楽曲群を連続で披露。

そのバラエティ豊かな楽曲たちはニューミクスチャーボーイズグループの

名にふさわしく、もう間もなくお披露目になるであろう

新曲「NATURAL BORN ERRORS」への期待も高まるばかりだ。

 

そして、この日は彼らのツアー初日でありながら、12月30日に誕生日を

迎えた新凛乃佑の生誕祭でもあった。晴れて24歳を迎えた凛乃佑は

「今まで12月30日に誕生日を迎えるとすぐ年越しムーブに入って損だと

思っていたけど、こうして年明けに誕生日を祝ってもらえると

一週間ハッピー誕生日ムーブが続いて幸せでした!」

と笑顔で話してくれた。

ライヴは後半戦。「俺たちが伝えたいことは全部ライヴで返していくので、

後半戦も楽しんでいこうか!」と「SIDE by SIDE」で飛び切りの

ポップネスを響かせると、BLVCKBERRYで一番の一体感を誇る

「D.O.V」では盛り上げ隊長の椿遥斗が

「巧人と優瑠に届くように思いっきりキンブレ振り回してくれ!」

とおなじみの“フィーバータイム”をアジテート。

さらにカリスマへの感謝とこれからの明るい未来を願った「僕らの未来図」の

落ちサビでの凛乃佑はいつも以上に気持ちが入っているように見えた。

−ここがどこだかわかるか。ここを出てあの丘を越えた先に何があるかわかるか。
俺たちが何のためにこのツアーを回るのかを証明してやる。

と詩季が問いかけ始まったのは本編ラストとなる「SiX RAVENS」。

なぜこのツアーが渋谷から始まるのか、

生まれながらにガラクタで疎まれる存在であったBLVCKBERRYが

もう歌舞かなくてもいいと思えたのはなぜなのか、

全てがこの曲に込められていたように思う。

 

 - 此処だけは 此処だけは 僕らには眩しすぎて 同じ歩幅が行方を指してる

いつまでも いつまでも 君の火が消えないように 想いを重ねて - 

 

の歌詞を不完全な四人のBLVCKBERRRYがバトンを渡すように

歌ったからこそ、カリスマと手を取り合って共に渋谷公会堂を目指すという

意志をより強く感じることができたこの日一番のハイライトを

もって本編を締めくくった。

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アンコールのフロアは凛乃佑の誕生日を祝うべく

見事なまでに赤色一色に染まっていた。

すると、おもむろに詩季が口を開き、

「今日がワンマンツアー1本目でいいんですか?本当に今考えたんですけど、

6人でこの場所で振替公演やりましょう!」と提案。

それに対し社長の猟平も「やろう!」と即決。

晴れて6人でのリベンジ公演をすることが緊急決定したのだ。

その際にも“巧人と優瑠にもこの景色を見せてあげたい”と話していたのが

印象的で、この6人でこそのBLCVKBERRYという彼らが

一番大事にしているものを垣間見た気がした。

そして、「アンコール、まだまだいけますか!

君たちと俺たちがカリスマ!!」とこの日のラストチューンとなる

「Wake up CHARISMA!!」をお見舞いして

BLVCBERRY初の全国ワンマンツアー初日は幕を閉じた。

ここから彼らは全国を巡り、1ヶ月半後に再び渋谷に帰ってくる。

そして、次に帰ってくるときに立つステージは渋谷の坂をのぼった先の丘の

上にある渋谷公会堂。まだ想像もつかないほどの大舞台ではあるが、

BLVCKBERRYであればなぜだかやってくれそうな気がしてならないのだ。

そして、彼らにはカリスマという心強い同志がいる。

共に手を取りここからあの丘を目指すべく歩き出し、生まれながらに

ガラクタでも強い想いと志さえあればできるということを

証明してやろうではないか。

2023.2.22(水)

BLVCKBERRY 1st ONEMAN TOUR
「NATURAL BORN ERRORS」
GRAND FINAL

 

LINE CUBE SHIBUYA
- 渋 谷 公 会 堂 -

開場 17:30 / 開演 18:30 / 終演予定20:00 / 特典会 20:30〜22:30(予定)

 

【VIPチケット】¥12,000 / 整理番号:V1〜28 (最前列・座席選択制)

 ・最前列確定のチケットとなります。・メンバー全員のサイン入り”VIP限定”デザイン渋公記念Tシャツプレゼント

 ・特典会ファストパス (特典会の際に一回し目に優先的に列の先頭に並べます。VIPチケットをお持ちの方同士の順序はご了承ください。)

【2柵最前チケット】¥5,000 / 整理番号:N1〜44 (座席選択式・1階席中央近くにある通路を挟んでからの1列目の座席を確定でお渡し致します。)

【Sチケット】¥3,000 / 整理番号:S1〜 (自由席・少しでも前で見たいという方に!2列目〜3列目の座席をお選び頂けます。)

【Aチケット】¥1,500 / 整理番号:A1〜 (自由席・通常のチケットはこちら)

【お試し無料チケット】¥0 / 整理番号:M1〜 (自由席・一般チケットにて全席完売の場合、販売はございません。)

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